3枚の福澤諭吉
お昼過ぎに到着した現金書留に添えられた手紙には、「お姉ちゃん(私のこと、長女なので)、お誕生日おめでとう。チイちゃん(娘)、お誕生日おめでとう。これからも元気でね。コーヒーでも飲んでください。◯◯さん(夫)にも1万円あげてください。」とあった。
ぴかっと光った福澤諭吉が3枚。
3月が私、4月が娘の誕生日月なので、毎年、このころになると、母から現金書留が届くのだけれど、今年は驚いた。いつもより多いじゃないか。
我が家の大黒柱も年金生活者となったこともあり、88歳の母にとって、3万円がどれほどのものかが、実感としてわかるようになった。
この3枚のために、いろいろ節約してたんじゃないだろうか。
もういいよ・・・と言ってもまた送ってくる。
生かしてもらってるあいだは、と言って送ってくる。
だからごめんね。ありがたくいただきます。
でも、こんなの使えないよ(は、○○急便のCMだ(・_・;)
いや、やっぱり、使います。
使って、使って、また使って、
5年後、6年後の、渋沢栄一を待っています。
夜をひとりかもねん歌などつまらんとふっふっふうっと笑ふ母さん(拙歌)