TokoTokoChihoChiho’s diary

短歌と短文、たまに長文、書いてます。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

近くのお城のお姫様

bunka.nii.ac.jp 足利義輝が気になって系図や史料を見ているうちに南北朝まで遡って、なぜか新田義貞と勾当内侍に辿り着いてしまった。すると、な、なんと、母方の故郷にある杣山という地名が出てくるではないか。ここでふと思い出したのが、母の昔語り。「…

近藤かすみ歌集『花折断層』より

たくさんよい歌があれるけど、良し悪しではなく、この場所はかつて私のテリトリーだった!ということで、《百万遍》と題された一連から。 バスに乗り百万遍に来てみればあはれパチンコ〈モナコ〉はあらず 角店のレブン書房に購ひし『マノン・レスコー』岩波…

三枝昂之歌集『遅速あり』より

壮大な歌集だった。人生が凝縮されているように思われた。大歌人や俳人をテーマに詠まれたものもあった。未曾有の災害や歴史的な出来事に関わる歌もあった。よって、いつものように、歌集の評は書きません。数首選んで、わたくしごと関連を書きます。 遠き世…