近くのお城のお姫様
足利義輝が気になって系図や史料を見ているうちに南北朝まで遡って、なぜか新田義貞と勾当内侍に辿り着いてしまった。すると、な、なんと、母方の故郷にある杣山という地名が出てくるではないか。
ここでふと思い出したのが、母の昔語り。
「近くのお城には新田のお姫様がおって、新田が負けてかわいそうなことになった。」
何を言ってるんだかと思っていたが、そのお城とは杣山城、お姫様とは勾当内侍のことに違いない。
一度だけ母方の親戚を訪ねた時は、親戚に連れられて、親族への挨拶や先祖が奉納した狛犬があるという神社やご近所では一番大きいという寺院の見学などでタイムアップとなってしまった。なんという手抜かり！事前に調べておくべきだった。廃墟好き、城跡好き、の私が行くべきところは、何をおいても杣山城跡だったのに。
というわけで、いつかこっそり行きませう。できれば、ひとり旅。(^_-)-☆
