TokoTokoChihoChiho’s diary

短歌と短文、たまに長文、書いてます。

wordcrossroad.sakura.ne.jp

↑うるうるしながら微笑んでしまうような詩、です。

 


****************


先日ある利用者さんが微笑んでくださった。
ほかの職員に笑顔を見せることはあったけれど、私に対しては初めてだった。いつもは無関心かそれともちょっと怒っているのか、という雰囲気で、信頼してもらうにはまだまだ時間がかかりそうだと思っていた。
この詩の言葉を借りると、やっと彼女の水脈に近づいた、ということかもしれない。
こちらが幸せになるような、心が満たされるような微笑だった。わざとではない、
笑って―!チーズ!( ;∀;)、ではない、
尊い、貴い、微笑みだった。