TokoTokoChihoChiho’s diary

短歌と短文、たまに長文、書いてます。

さて、、、「短歌の時間」が始まります。

ついに、職場の所属班の予定表に「短歌」の二文字が。。。。

今月なかばから、

利用者のみなさんと、歌を詠もう!という取り組みが始まります。

一回の取り組み時間は30-40分なので、てきぱきと進めなくてはなりません。言葉の理解度も様々、言葉を理解していても発声が得意でなく、自身で字を書くことができない利用者さんもおられるので、どういう形で進めてゆくのがよいのだろうかと思案。パワーポイントを使って、基本のき、から始め、文字盤なども使うことになると思います。

 

初回の目標は、七夕の短冊に、詠んだ歌を書くこと。

古の星合の祭りで、梶の葉に願い事を書いていたことに倣います。

どうか、みなさんが楽しんでくださいますように。

 

あまのがは とわたるふねの かぢのはに おもふことをも かきつくるかな
                  上総乳母(かずさのうば)

 

秋の初風吹きぬれば、星合の空をながめつつ、天のとわたる梶の葉に、思ふ事書く比なれや
                  『平家物語』巻第一「祇王