TokoTokoChihoChiho’s diary

短歌と短文、たまに長文、書いてます。りとむ短歌会会員 りとむ短歌会ホームぺージ https://sites.google.com/view/rtmtankakai/

自分史を綴るひと

最近、なんとなーく頭が衰えてきたのかしらと思うので、前に書いたことをまた書くかもしれないと、「自分史」で当ブログを検索しました。が、出てこないので・・・よし、書くぞ!

 

こちらのブログも放置しないように頑張ります。

 

今、自分史の作成をしている知人がいます。

 

彼女は体に麻痺があって、ペンを握ることはできません。それこそ汗だくでタイプしたものを、数人が関わって、校正したり、気になるところを訊ねたり、、、しながら、の作業です。最終的には一冊の本にしたいと思っています。

 

その自分史の作成を始めたころに私が詠んだ歌を、彼女がとても気にってくれて、いろいろな人に読んでほしい、自分のことを知ってほしいと言われたので、こちらにも掲載します。

彼女は私より少し年上。養護学校などのまだ少なかった〈昭和〉に学齢期を過ごしました。

 

 

イキテキタこと               

  

自分史を書いてみたいと笑むあなた〈ノウセイマヒ〉トシテイキテキタノ

身を固くしつつあなたがぽそぽそと生みだす声をゆっくりすくう

すくいとり破れぬように心して綴りゆくなり〈イキテキタこと〉

生れしより命のせとぎわなりし子に療育という術も無き頃

就学猶予一年間を決められて退屈していた赤ランドセル

〈あんな子はあんな子たちの学校へ行くべきでしょう。保護者一同〉

養護学校は遠く遠くてしかたなく自宅にぽつんのあなたの昭和

NHK教育テレビで学びしと 楽しかったと 柔らに言うも

親戚になりたいのならあんな子は・・とう金切声もよみがえりしとぞ

生き易きひともいたのだろう酔漢の巷に叫ぶ「昭和は良かった!」